検索エンジン順位変動と動向(2018年5月)

2020.06.25

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2018年5月の検索エンジン順位変動(モバイル・PC)とその動向をまとめました。
順位変動観測指標の説明についてはこちら

2018年5月変動状況:モバイル版20位まで

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2018年5月変動状況:モバイル版50位まで

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2018年5月変動状況:PC版20位まで

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2018年5月変動状況:PC版50位まで

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モバイル・PCの変動状況比較(Google 検索20位まで)

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※ 移動平均:当日を含む直近10日間の変動幅平均

 

業界別変動状況

2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:人材業界

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2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:旅行業界

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2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:小売/通販業界

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2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:不動産業界

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2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:メーカー系(自動車・コスメ・家電)

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2018年5月変動状況:モバイル版20位まで:金融業界

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※業界別変動状況はモバイル版のみ掲載

2018年5月 検索エンジン動向

2018年4月27日
米Google 、Job Postingのガイドラインを更新

2018年4月27日、米Google はJob Posting の掲載ガイドラインを更新しました。
更新内容は以下の通りです。

  • 期限切れの求人情報ページをWebサイトから削除

  • 求人詳細ページに構造化データを配置

  • Google 検索結果に表示される求人情報を求人詳細ページにも記載

なお期限切れの求人情報ページを削除する方法として以下の内容が示されています。

①次のいずれかの操作を実行する

  • validThroughプロパティを設定

  • Webページを完全に削除(404または410のステータスコードを返す)

  • Job Postingの構造化データマークアップを求人詳細ページから削除

②ガイドラインの記載に従って、指定されたURLに sitemapを送信

https://webmasters.googleblog.com/2018/04/we-updated-our-job-posting-guidelines.html
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting#guidelines

2018年4月30日
米Google 、MFI(モバイル ファースト インデックス)への移行開始の通知を確認

2018年4月30日、準備が整ったWebサイトからMFIへの移行通知が届き始めていることを確認しました。また当社内においても、5月17日にMFI通知のメッセージを確認しました。
米Google のJohn Muller氏は2018年4月26日、27日に開催されたBrightonSEO(※)にて、MFIの移行を第一弾と第二弾に分けて行うこと、第一弾は少数のWebサイトを対象とし第二弾は大規模に実施する予定であると発表していました。
4月30日ごろの通知は第二弾に該当するものです。

※英国のブライトンにて開催されたSEOに関するカンファレンス

 

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※当社に届いたMFI通知メッセージ例

https://twitter.com/searchliaison/status/984158676586979328

 

2018年5月1日
米Google 、ページスピード評価はデバイス別に実施

2018年5月1日、米Google のJohn Mueller氏は検索の評価要因の一つであるページスピードはデバイス別に評価されると発言しました。
2018年4月下旬からMFIへの移行を本格的に開始していますが、デスクトップ検索結果のページスピードはデスクトップ版のWebサイト、モバイル検索結果のページスピードはモバイル版Webサイトを評価することになります。

https://www.youtube.com/watch?v=_krDW1DI_Z8

2018年5月10日
Google 、モバイル フレンドリー テストツール とリッチリザルト テストツール に新機能を追加

2018年5月10日、Google はモバイル フレンドリー テストツール とリッチリザルト テストツール に新機能を追加しました。
各ツールに追加された機能は以下の通りです。

①モバイル フレンドリー テストツール:

  • モバイル用Googlebot が読み込めないリソースの確認

  • モバイル用Googlebot がレンダリングした後のHTMLコードの確認

②リッチリザルト テストツール:

  • PC用Googlebot が読み込めないリソースの確認

  • PC用Googlebot がレンダリングした後のHTMLコードの確認

 

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(図:① モバイル フレンドリー テストツール の結果例)

 

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(図:② リッチリザルト テストツール の結果例)

https://twitter.com/googlewmc/status/994274013718265856
https://search.google.com/test/mobile-friendly
https://search.google.com/test/rich-results

 

2018年5月15日
米Google 、検索結果に表示される説明文の平均文字数を短縮

2018年5月15日、米Google のDanny Sullivan氏は検索結果に表示される説明文が短くなる旨を発表しました。
米Google は、2017年12月1日に検索結果の説明文を長くする変更を実施し、その際は平均文字数を160文字程度から230文字程度まで増やしていました。その約6ヶ月後となる今回、再度の変更により短くなりましたが、結果的に2017年12月の変更時よりも長くなっているとDanny Sullivan氏が発言しています。

 

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※Google モバイル検索(www.google.com)にて「アイレップ」での検索結果の表示例
(上段が2018年5月5日時点、下段が2018年5月6日時点)

https://www.seroundtable.com/google-shortens-search-snippets-25729.html
https://twitter.com/dannysullivan/status/996065145443893249

 

2018年5月の総括

2018年5月の順位変動は、モバイル・PC検索とも中旬から断続的に若干大きな順位変動が断続的に発生しました。
検索エンジンの動向では、MFIへの移行の通知案内が始まり、本格的な移行を開始しました。その他にもJob Postingのガイドライン更新や、モバイル フレンドリー テストツール とリッチリザルト テストツール の機能追加や、Google 検索結果に表示される説明文の長さの変更などが実施されました。

 

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この記事の著者

DIGIFUL編集部

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