有償版GA360(UA)の計測期限が2024年7月に延長。GA4への移行ガイドも公式ヘルプで公開中
2022年10月27日、GA360(UA)の計測期限が2023年10月1日から2024年7月1日に延長されることが発表されました。無償版GA(UA)の期限は変わらず2023年7月1日となっており、期限までに対応が必要なことには変わりありません。公式ヘルプでは、UAプロパティからGoogle アナリティクス 4(以下、GA4)への移行ガイドも公開されています。
GA360(UA)の計測期限が延長
2022年3月、Google Inc.は、Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の計測期限を発表しました。その際、無償版のGA(UA)の期限は2023年7月1日、有償版のGA360(UA)の期限は2023年10月1日とされていました。その後、2022年10月27日にヘルプページが更新され、有償版であるGA360(UA)の計測期限が2024年7月1日まで延長されることが発表されました。
データ計測停止、レポート閲覧終了までのスケジュール
今回の発表で、GA(UA)およびGA360(UA)のデータ計測、レポート閲覧終了までのスケジュールは以下の通りアップデートされました。GA360(UA)のデータ計測期限は約1年間延長されていますが、無償版のGA(UA)のデータ計測期限は変更されていません。
(図1:データ計測停止、レポート閲覧終了までのスケジュール ※2022年12月時点)
サポート終了日は、公式ヘルプページ上で今後改めて公表される予定です。
GA(UA)の計測期限までにやるべきこと
GA360(UA)の計測期限の延長が発表されましたが、GA(UA)の計測期限は2023年10月のまま変わっておらず、計測終了の期日が迫っています。改めて計測期限までにやっておくべきことを列挙しておきます。
- GA(UA)の実装状況の確認
- GA4の立ち上げ、設定移行
- GA(UA)と並行したデータ蓄積
- GA(UA)で利用しているレポートと、GA4のレポートの差分確認
- GA4独自で利用できる分析・広告連携施策、そのためのデータ計測設定の検討
- 計測データ量やプロパティの分割・統合の必要性に応じたGA360契約の検討
UAからGA4への移行ガイドが公開中
GA4への移行にあたって、Google公式ヘルプでは、移行ガイド、GA4とUAのレポートの違いなどがまとめられています。移行にあたって確認しておきましょう。
参考:[GA4] Google アナリティクス 4 に切り替える
参考:[GA4] Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスのレポートの違い
Google アナリティクスに関するデジフル記事
当社はこれまでGA4に関する記事を公開してきました。GA4への移行の際に参考になりそうな記事をご紹介します。
GA4への移行やGA4有料版(新しいGA360)の導入についてのご質問・ご相談があれば、Google 公式セールスパートナーである当社までお問い合わせください。
▼関連資料
この記事の著者
島田 拓来
2015年アイレップへ入社。専門領域はGoogle アナリティクス、tableau®設計構築。SEO領域のディレクター業務を経てアナリストに。Google アナリティクス、Adobe アナリティクスのデータ活用のほか、ダッシュボード構築のプロジェクトが得意。
趣味:料理、料理動画を見ること
2015年アイレップへ入社。専門領域はGoogle アナリテ...