ECサイトでの売上を増やしたい方必見!オンライン接客の活用方法とは?

2021.04.20

Share

コロナ禍によりECサイトでの売上が重視されているなか、「オンライン接客」の活用は欠かすことのできないものとなっています。本記事ではECサイト上のオンライン接客のなかでもチャットサービスの特徴と傾向についてご紹介します。

1.コロナ禍におけるECサイトの変化

コロナ禍による満足度の変化

新型コロナウイルスの感染拡大により、私たちはこれまでにない大きな変化を余儀なくされることになりました。企業はリアルでの接点が失われ、オンライン上での売上獲得が重視されています。こうした状況下において、ユーザーの変容をしっかりと把握し、即時サービスへ反映できるかが、満足度や顧客体験価値の向上、さらには売上拡大につなげられるかの明暗を分けるといっても過言ではありません。

2.ECサイト×チャットサービス

顧客体験価値を最大化させる効果的なオンライン接客

ここからは昨今の変化を踏まえ、どういったデジタル接客が求められているのかについてご紹介します。オンラインでの購買の場合、リアル店舗以上に瞬発的に購買意欲を掻き立てることが求められます。そこで重要となるのがチャットサービスです。

チャットサービスの傾向

ここ数年でチャットボットや有人チャットなどのチャットサービスの利用率は非常に伸びています。デジタルシフトの流れもあり、ますます注目が浴びているサービスのひとつとされています。そして、チャットサービスというとカスタマーサポートの領域を想定される方が多いですが、実際にはフルファネルでアプローチできるサービスへと進化を遂げています。従来のカスタマーセンターの運用効率化やコスト削減(人員削減)を目的とした活用のみならず、顧客ロイヤリティの向上や、売上アップ貢献を目的とする企業が増加してきています。

44569744138_01

(図1:コロナ禍におけるチャットサービスの変容)

チャットボットと有人チャットの連携で実現できること

チャットサービスによる売上最大化のポイントはやはり、チャットボットと有人チャットのハイブリッド構成です。チャットボット活用によるユーザーの問い合わせ障壁低減や、24時間365日問い合わせができることによる新規層の獲得が期待できます。それだけでなく、チャットボットでは回答ができない内容に対してはボットから有人のオペレーターに引き継いで対応をおこなうことで、シームレスな顧客体験を提供することが可能です。チャットサービスの導入により、満足度や顧客体験価値の向上に寄与し、売上向上につなげることができます。

いくつか活用例をご紹介します。例えば、アパレル企業ではファッションアドバイザーとしてチャットサービスを活用しています。オンライン上でもチャットを活用することにより、コーディネートの相談ができるので、店舗で購入する際と同様のサービスを受けることができます。またプロモーションの領域においてもチャットサービスは有効です。キャラクターや芸能人を起用したチャットボットを提供することで、話題喚起を実現するという広告的な活用方法も近年散見されます。

3.まとめ

今回はECサイトでのデジタル接客についてご紹介しました。売上最大化にはチャットボットと有人チャットのハイブリット構成でのオンライン接客の実施により、顧客体験価値を高めることが重要です。当社では、今回のような施策以外にも売上増加を狙ったさまざまな施策をご用意していますので、ぜひご相談ください。

この記事の著者

DIGIFUL編集部

「DIGIFUL(デジフル)」は、株式会社Hakuhodo DY ONEが運営する「デジタル時代におけるマーケティング」をテーマにした、企業で活躍するマーケティング担当者のためのメディアです。

当社がこれまでに得たデータや経験から、具体的事例・将来展望・業界の最新注目ニュースなどについて情報を発信しています。ニュースやコラムだけでなく、日常業務や将来のマーケティング施策を考えるときに役立つダウンロード資料や、動画で学べるウェビナーコンテンツも随時追加していきます。

デジタルマーケティングの最新情報や知見を得るための信頼できる情報源の1つとしてお役立てください。

「DIGIFUL(デジフル)」は、株式会社Hakuhodo ...

Share

一覧に戻る