2025.10.02
2025年9月18日、Google は、ChromeへのGeminiの搭載とアドレスバーから直接AI モードを呼び出す機能の実装を発表しました。
本記事では、新機能の概要を紹介します。
ChromeにGeminiが搭載されるようになりました。
Gemini in Chromeでは、ブラウザにAIアシスタンスが組み込まれています。そのため、複数のタブを横断的に参照して回答を生成できるようになりました。さらにGoogle ドキュメントやGoogle カレンダーといった、他のGoogle サービスとの連携も可能です。これにより、複数のタブにまたがる情報をGemini in Chromeが整理し、質問意図に合わせた形で回答を生成することができます。Gemini in Chromeでは、より高度なエージェント機能の開発も進められています。
2025年9月18日現在、米国のMacおよびWindowsユーザー(言語設定が英語)向けに展開され、近日中にはAndroidとiOSでも利用が開始される予定です。
Chromeのアドレスバーに質問を入力すると、アドレスバー内に「AI モード」ボタンが表示され、それをクリックするとAI モードが表示されるようになりました。 また、閲覧しているWebサイトページの文脈に即した検索候補がアドレスバーに表示されます。
2025年9月後半に米国で提供が開始され、今後数週間でその他の国と言語に展開予定です。
■ChromeのアドレスバーからAI モードを直接呼び出す例

出典:Google、Chrome: The browser you love, reimagined with AI、Google、Accessed 11 Sep 2025
参照:Gemini、Gemini in Chrome - ブラウザに直接組み込まれた AI アシスタント、Google、Accessed 2 Oct 2025
この記事の著者
ONE-AIO Lab
「ONE-AIO Lab」は、Hakuhodo DY ONEにおけるAIOコンサルティング(AIO:AI Optimization)を専門とする研究開発組織です。AI検索でのブランド情報の表示状況の可視化、AIによる回答内容の評価、最適な情報発信戦略の設計・効果検証、さらにはAI検索アルゴリズムの分析・研究を推進しています。企業がAI時代にふさわしい情報発信戦略を確立し、ブランド価値の向上と持続的な成長を実現するための高度なソリューションを開発・提供しています。
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