マーケティング常識をアップデートする「JAZZ Fes Autumn」開催!アーカイブ動画を一挙掲載
デジタルマーケティング業界の発展を目指し、マーケティングにおける5つの領域の研究成果や事例を集中的に発表するイベント「JAZZ Fes」が、2023年9月20日から9月22日にかけて、オンラインにて開催されました。
JAZZ Fesでは、これまでアイレップで実施してきた「JAZZ Live」(ウェビナー)をギュッと凝縮した13のセッションを実施。クライアント企業やパートナー企業、社外の有識者、スペシャルゲストをお招きし、これからのマーケティングにおける重要トピックスやトレンド、一歩先に行くための具体的な施策、効果的な手法、そして最新事例やナレッジなどを紹介しました。
各セッションは、当初の想定を上回る多くの参加者の方々にご視聴いただき、大いに盛り上がりました。本記事では、全13セッションの概要とアーカイブ動画を紹介します。
※こちらのお申込みでJAZZ Fes Autumnの全動画をご視聴いただけます。
■生活者のふとした日常を解き明かす。利用シーン起点のメディアプランニング
従来のメディアプランニングは、ターゲットユーザーの含有数やリーチ単価(CPM)、ユーザー重複率などを参考に設計されてきました。数値を用いたロジカルなプランニングは確からしさがある一方で、多様化する生活者のメディア利用シーンが考慮されず、画一的なプランニングになりがちです。このセッションでは、生活者が朝起きてから、夜就寝するまでの生活者のリアルな目線を反映し、今までとは異なるメディアプランニング方法の可能性がないか研究した結果を、当社独自の調査結果を交えて紹介しました。生活者の心を動かすために、クリエイティブに工夫を凝らすだけでなく、最適なメディアプランニングをチャレンジしてみたい企業のマーケティングご担当者様の方はぜひご覧ください。
▼スピーカー
株式会社アイレップ
ストラテジックプランナー
浅田 実季
株式会社アイレップ
メディアプランナー
水上 樹
■TikTokを起点とした統合型マーケティングへのチャレンジ
近年、TikTokやYouTubeショートなどの縦型動画メディアは、購買行動に直結しやすいプラットフォームとして注目されています。しかしながら、マーケティング施策に縦型動画メディアを取り入れる場合、トレンドをキャッチアップしつつ、品質を担保したコンテンツを早く、大量に制作し続けることが求められ、安定的にクリエイティブを制作することは容易ではありません。アイレップは「統合と共創」というコンセプトのもと「東京タテガタ研究所」を設立。クリエイターと広告プランナーがプランニング段階から連携し、早い且つ大量に、事業成果につながるクリエイティブ制作に取り組んでいます。このセッションでは、それらの取り組みから得た知見、TikTokにおけるプランニングの考え方、TikTok公式アカウントの運用パターンなど、明日からすぐに使える縦型動画の運用ノウハウをお伝えしました。「より効果的な動画施策の手法や設計について学びたい」という方は必見です。
※機密性の高い情報につき、アーカイブ配信はおこなっておりません
▼スピーカー
株式会社OASIZ
江藤 優 氏
TikTok for Business
三上 優紀 氏
■2023年、これからの「ライブコマース」の話をしよう
日本では、コロナ禍による生活者のオンラインシフトを追い風に、中国のめざましい成功モデルを参考にしながら、多くの企業がライブコマースの可能性を模索してきました。2023年、ライブコマースの現状はどのようになっているのか?現在の市場を冷静に分析しながら、これからのキーワードである「顧客接点」「ライブエンゲージメント」「運用型ライブコマース」をテーマに、日本における「ライブ配信×マーケティング」の可能性と戦略について語り合いました。「マーケティングの中で、真に効果的なライブコマース施策はどうあるべきなのか、改めて考えたい」という方は必見です。
▼スピーカー
日本ライブコマース協会 会長
日本グミ協会 名誉会長
武者 慶佑 氏
株式会社アイレップ
プロデューサー
クリエイティブディレクター
後藤 信悦
株式会社アイレップ
プロデューサー
恩地 紗代子
■面白さも効率性も兼ね備えた「行動を促す広告」のつくりかた~YouTube Works Awards Japan 2023受賞作から徹底解説~
デジタル化が進み、購買につながる商品情報の伝え方が複雑かつ多様化した現在、アイレップは、スキップ、スワイプされずに効率性も高める『Made for Media®』という考え方のもと、生活者に対し、最適なメディアで、最適な広告を届けるべく、プランニングをおこなっています。このセッションでは、三井住友カード様の事例『学パ、上げてこ⤴』(YouTube Works Awards 2023「Action Driver部門」受賞)を例に挙げながら、ターゲットに合わせたメディアを選定し、メディアに合わせてクリエイティブをつくりかえ、生活者がメディアを回遊する中で徐々に広告の情報を届けていくために必要なプランニングの考え方を解説しました。Made for Media®に興味をお持ちの方は必見です。
※機密性の高い情報につき、事例を除いた部分のみアーカイブでご視聴可能となります
▼スピーカー
三井住友カード株式会社
塚田 ゆり 氏
株式会社アイレップ
アートディレクター
岡田 宙輝
株式会社アイレップ
プランナー
洞口 由宇
■インフルエンサーは、ブランドの顔になれるのか。
ここ数年、マーケティングやPRの領域で影響力を増している「インフルエンサー」。最近では、インフルエンサーの信頼性や魅力を活かしながら、商品やサービスの広告をおこなう企業も増えてきました。そこで、このセッションでは「インフルエンサーは、単なる企業タイアップではなく、企業やブランドの顔になれるのか」というテーマを設定し、広告会社とインフルエンサー事務所、両方の視点から意見を交わしました。さらに、インフルエンサーを起用するときのポイントや、クリエイティブ制作時のポイントについても解説しました。インフルエンサーを現在活用している、またはこれから活用してみたいマーケターの方は必見です。
▼スピーカー
GROVE株式会社
代表取締役
北島 惇起 氏
株式会社アイレップ
コピーライター
大重 恵里
■今注目されるUX、SXとCXの専門家が事例から紐解く ~いまさら聞けないUX改善の意義とは?~
近年、ビジネス成果を生み出す上で、オウンドメディアのUI/UX改善の重要性が増しており、アイレップでも専門チームを立ち上げ、日々UX領域の研究や実践に取り組んでいます。このセッションでは、SX(検索体験)、CX(顧客体験)を統合し、UI/UX、BX(ブランド体験)を掛け合わせてUX改善に取り組むべき理由やその重要性について解説。求人業界での検索起点によるUX改善事例、ECでの購入体験向上によるUX改善事例など、具体的な改善事例を紹介し、今後目指すべきUXの全体像を示しました。
※機密性の高い情報につき、アーカイブ配信はおこなっておりません
▼スピーカー
株式会社アイレップ
ソリューションプロデュースDivision
Divisionマネージャー
中野 知己
株式会社アイレップ
SEO/UXディレクター
宮崎 薫
■多くの企業がまだ気づいていない、「テレビCM×SEO」が、いまもっとできること。
テレビCMを放映すれば、指名検索は増加します。しかし、それだけをKPIに設定していいのでしょうか?実はテレビCMは、非指名検索にも多くの波及効果があるのですが、その事実はあまり知られておらず、何も議論されていない状態で取り組みが進むことがあります。このセッションではアイレップでこれまでに実施した具体的な事例とともに、テレビCMとSEOの連動効果を最大化するために必要なアプローチを紹介しました。テレビCM放映に先立ち、準備すべきことを検討する際にお役立てください。
▼スピーカー
株式会社アイレップ
クリエイティブディレクター
小野 洋平
株式会社アイレップ
UX・R&D Division/UXコンサルティングDivision
Divisionマネージャー
登 章良
※こちらのお申込みでJAZZ Fes Autumnの全動画をご視聴いただけます。
■99%へのアプローチ:「カテゴリーエントリーポイント」を用いた新たなクリエイティブPDCA戦術
デジタル広告運用の現場において、"勝ち訴求"(勝ちクリエイティブの訴求パターン)を横展開して新しいクリエイティブを制作することは少なくありません。勝ち訴求を磨き込んだ結果、広告のCTRが0.9%から1.0%に改善すれば、そのクリエイティブはGOODであると評価されることもあります。
しかし、CTR 1.0%という結果は、裏を返すと99%のユーザーはその広告に反応しなかったということでもあります。この99%の未顧客の市場にアプローチし、新しいユーザーを開拓するには、どうすればよいのでしょうか?このセッションでは、新たなクリエイティブ開発手法である「カテゴリーエントリーポイント」(カテゴリーを想起するきっかけや生活の場面や文脈)という概念をデジタル広告運用に適用し、99%のユーザーにアプローチする新発想のPDCA戦術を紹介しました。広告クリエイティブ制作者、デジタル広告担当者の方は、ぜひご視聴ください。
※近日公開予定です
▼スピーカー
株式会社アイレップ
ストラテジックプランナー
尾木原 稜
株式会社アイレップ
ストラテジックプランナー
外池 周平
■海外のSEO最新情報をキャッチアップ!トレンドと業界別の上位サイトを解説
アイレップには、検索エンジンのアルゴリズムやWebトレンドを研究し、UXやSEOの新たな施策やサービス開発をおこなうUX・R&Dチームがあります。このセッションではR&Dチームより、EC業界、不動産業界、求人業界で、それぞれ代表的な企業のWebサイトを取り上げ、海外のトップSEOプレイヤーが取り組んでいるSEOの施策やUI設計、サイト構造などの特長や傾向について詳細に解説しました。
※機密性の高い情報につき、アーカイブ配信はおこなっておりません
▼スピーカー
株式会社アイレップ
SEOコンサルタント
大脇 数馬
■指名検索の秘密を解き明かす ~リフトの秘訣は「広告の定常配信」にあった!?~
昨今、ブランド力を表す総合的な指標として、多くの企業が指名検索数を重視しています。指名検索は、純粋想起との関係が強く、純粋想起を促すためには、生活者の記憶にブランドを定着させることが重要です。このセッションでは、自社の指名検索数を増やすための施策として「広告の常時配信」を提案。効果的な常時配信を低コストで実現するためにはどのようにすればいいのか、高関与商材の実施事例を挙げながら、実施設計の考え方、効果計測の方法、実際の結果、テレビCMとの比較など、実践的なターゲティングの活用ノウハウを詳しく解説しました。指名検索を長期的に増加させたいマーケティング担当者の方は必見です。
▼スピーカー
株式会社アイレップ
プランニングUnit
Unitマネージャー
青山 友樹
■全業種必見!30分でわかるVTuber活用術 アイレップ社員がVTuberになってみた!
アイレップは、エンタメ領域のマーケティングにおいても、多くの実績があります。このセッションでは、新たなプロモーションの手法として業界問わず注目されている「VTuber」について、VTuberの市場分析、VTuberがマッチする業種や実態、コラボ事例、配信事例、VTuber企画立案のポイント、VTuberの課題などを取り上げ、さまざまな業種で活用できるマーケティング手法を解説しました。他社に先駆けて自社のプロモーションにVTuberを起用してみたいとお考えの方は必見です。
▼スピーカー
株式会社アイレップ
プロデューサー
塁
株式会社アイレップ
プロデューサー
藍
株式会社アイレップ
アクティベーションプランナー
CHIKO
株式会社アイレップ
アクティベーションプランナー
NZ
■ブランド戦略に貢献する“ブランド×ダイレクト広告”とは? ~サントリーウエルネス「VARON」が売上目標の 3倍を成し遂げた秘訣~
2022年3月、サントリーウエルネス株式会社から、ミドル世代の男性のためのスキンケア「VARON」が新発売されました。このセッションではサントリーウエルネス社のご担当者さまをお招きし、「VARON」の掲げるブランド戦略とダイレクトレスポンス広告の相乗効果を狙った「ブランド×ダイレクト戦略」の施策内容と成果について、クリエイティブ観点から徹底的に紐解きました。また、ダイレクトレスポンス広告のプロであるアイレップならではの視点で、この取り組みから得た知見や新たな考え方を紹介しました。
※機密性の高い情報につき、アーカイブ配信はおこなっておりません
▼スピーカー
サントリーウエルネス株式会社
メディア制作部
飯沼 肇 氏
株式会社アイレップ
プランナー
塩見 未寛
株式会社アイレップ
プランナー
高田 滉平
株式会社アイレップ
プランナー
大橋 希美
■先進技術が生活者にもたらす価値とは:仮想と現実をクロスオーバーする「XR」
アイレップでは、得意とするデジタルマーケティング領域だけでなく、先進技術を用いた体験価値提供への挑戦をおこなっています。このセッションでは、先進技術のひとつとして社会からも注目を集める「XR」領域にフォーカスし、「XR」が生活者にもたらす体験、提供できる価値について解説しました。活用例として、
・没入感のあるVR映像/音響でナイトクラブを疑似体験させるPICO VR「異世界の夜」
・3DCGで構築されたメタバースで疑似体験させる「プレイノット・クエスト・アイランド」
・ARを活用した情報訴求/話題化で広告想起率をアップさせたKellogg's社の事例
・家具や家電のサイズがわかるAR
・動くポスターで学生を応援するAR
などを紹介し、XRがさまざまなコミュニケーション/マーケティング戦略に応用できる可能性を示しました。将来的な活用を視野に、XRの可能性を検討しているマーケティング担当者の方は、ぜひご視聴ください。
▼スピーカー
株式会社playknot
共同代表
本屋敷 匠真 氏
株式会社playknot
共同代表
山口 恭兵 氏
株式会社アイレップ
クリエイティブディレクター
小野 洋平
株式会社アイレップ
アクティベーションプランナー
松永 聡司
※こちらのお申込みでJAZZ Fes Autumnの全動画をご視聴いただけます。
この記事の著者
DIGIFUL編集部
「DIGIFUL(デジフル)」は、株式会社Hakuhodo DY ONEが運営する「デジタル時代におけるマーケティング」をテーマにした、企業で活躍するマーケティング担当者のためのメディアです。
当社がこれまでに得たデータや経験から、具体的事例・将来展望・業界の最新注目ニュースなどについて情報を発信しています。ニュースやコラムだけでなく、日常業務や将来のマーケティング施策を考えるときに役立つダウンロード資料や、動画で学べるウェビナーコンテンツも随時追加していきます。
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